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受験に重要!通知表を上げるコツとは? その1「通知表の評価の付け方」

 

受験において非常に重要!!
通知表を上げるポイントに関して、2回に分けてお届けします。
今回は1回目として「通知表の評価の付け方」についてご説明します。

まずは通知表がどのような項目で判断されているかを知ることが必要です。
評価の観点や内容は4月の保護者会で配布されるシラバス(講義などの内容や進め方を示す計画書)に掲載されています。
近所の中学校の数学を例にとると、以下のような説明になります。

【評価の観点】

次の4つの観点についてABCで評価されます。

① 数学への関心・意欲・態度
② 数学的な見方や考え方
③ 数学的な技能
④ 数量・図形などについての知識・理解。

※点数はそれなりに高くても、「数学的な見方や考え方の問題」が0点ならば、その項目はCがついてしまうこともあるので注意が必要です。(テストをよく見るとその問題が知識・理解を問う問題なのか、考え方の問題なのか書いてくれている先生もいます。)

【評価の資料】

① 授業への参加の様子(積極的・意欲的な取り組み)
② 問題解決への試行錯誤、解く過程を理解しつつ解決していく力
③ 授業や家庭学習での問題演習の取り組み
④ 定期テスト
⑤ 提出物

【評定】

観点別評価を総合して、学期ごとに5段階評価をします。
また、1年間を通して3学期に学年評定を出します。(←これが高校に提出されます。)

 

簡単に言えば、Aが4つならば5、Aが3つでBが1つなら4、などとある程度決まっていて、それに提出物や授業態度などが加味されるというような感じだと思ってください。

ではなぜ通知表を上げていくことが高校受験において重要かというと、合格・不合格が、「当日の入試の得点」と「内申点」の両方で判断されるからです。ですので、内申点(≒通知表)がとても大切になるということです。

通知表は上記のように、細かく見ればABCの評価で決まるのですが、簡単に点数から判断することもできます。
中間と期末の平均点が、80点以上であれば4、90点以上であれば5になることが多いように思います。(もちろん、そのテストの平均点にもよりますし、授業態度や提出物などはしっかり出していることが前提になります。)

 

⇒通知表を上げるコツとは? その2「通知表を上げる視点」はこちらから