前回の記事では、生徒さん向けの暗記方法を紹介しました。
今回はさらに一歩進んで、「より高得点を目指すための暗記方法」をお話しします。
テキストを使った復習に慣れてきたり、
一問一答のレベルができるようになってきたりした方は参考にしてください!
例えば歴史で重要事項がある程度頭に入った方は、
次に時代ごとの政治の中心人物と出来事を結び付けられるかということを
確認してみてください。
江戸時代であれば、中学生なら5人の将軍の名前を覚えれば良いと思います。
(初代将軍:徳川家康、3代将軍:徳川家光、5代将軍:徳川綱吉、
8代将軍:徳川吉宗、15代将軍:徳川慶喜)
これらの人物と結び付けられる出来事を
できるだけ多く言えるようにしていくことを目指しましょう。
例えば、3代将軍徳川家光なら鎖国の完成と参勤交代の確立などのように、
出来事と結び付けられるようにしておきましょう。
(よく問われる「幕府が参勤交代を行った理由」もいえるようになるとさらに良いです)
ひと通り書き出してみた後にテキストの内容と比較して、
自分が書けなかった内容を確認してみてください。
政治の中心になった人物はこれら5人の将軍以外にもいます。
出来事と結び付けて理解を深めながら、
関連人物も時代に沿って把握できるようになれたら理想です。
さらに次のステップとして、
その時代の文化や経済などもあわせて書き出してみると良いと思います。
時間をかける必要はないので、1つの時代につき20分もあればできるでしょう。
これを書いた後にテキストと比べてみると、
自分が覚えきれていない内容も見つかるので非常に頭に入りやすいです。
このような勉強ができると、さらに高得点が狙えるようになるのでがんばりましょう!