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国語の偏差値が大きく上下する原因と対策

 

先日、ある生徒さんから

「北辰テストで国語の偏差値が毎回上がったり下がったりしてしまいます‥」

という相談を受けました。

 

これは上位層(偏差値60付近やそれ以上)の生徒さんにもよく起こります。

 

例えば、偏差値が60以上いくこともあれば、

50付近で止まってしまうようなケースです。

 

このように偏差値が大きく上下してしまう生徒さんに向けて

今回はその原因と対策をまとめます。

 

 1.試験時間の使い方に気をつける

 

北辰テストや公立高校入試の問題は大問が5つあり、

それぞれの出題内容がほぼ決まっています。

 

そこで、それぞれの大問を解く順番と時間を意識しましょう!

 

生徒さんによってベストな解き方は変わりますが、

まずは作文や漢字から取り組むことをおすすめします。

 

その後に古文を解いて小説文、説明文と解いていくのが良いと思います。

 

問題番号でいうと【5→2→4→1→3】のような解き方が理想でしょう。

 

説明文を解く時間が足りないという方が多いですが、

それは作文で時間を多く使ってしまっているケースが多いです。

 

作文は10分以内で書けるように練習して、

漢字問題にも極力時間をかけないようにしましょう。

 

最も避けなければいけないのが、

解けない問題にこだわりすぎて時間を使いすぎてしまうことです。

 

試験時間には限りがあります。

限られた時間を効率良く使うことを意識して、問題の解き方を見直してみましょう。

 

 2.偏差値が下がった理由を分析して次につなげる

 

偏差値が下がったときほど、自分の苦手分野を分析するチャンスです。

 

北辰テストで偏差値が大きく下がってしまったときは

どの問題が解けなかったかを分析しましょう。

 

試験時間がなくて解けなかったのか、分からなくて解けなかったのか、

あるいは、答えを書いたけど不十分だったのか。

 

このように解けなかった理由を分析して、

同じようなタイプの問題を繰り返し解くことが大切です。

 

いろいろなジャンルの問題が掲載されている教材があれば理想ですが、

今の時期であれば、北辰テストや入試の過去問を使うのもおすすめです。

 

偏差値が下がったときこそ学力アップするチャンスなので、

ぜひ上のような学習を取り組んでみてください。