お子様の学習状況が気になる保護者様が多いかと思います。
学習状況を簡単に確認できる方法があります。
それは、お子様のノートを確認することです。
生徒さんによってそれぞれノートの書き方は違います。書き方によって
学習への理解度が変わりますので、保護者様がどの様な書き方でノートを
書いているか把握しておくことは大切になってきます。
*ノートを見たときに、お子様が以下のように書いている場合は指摘してあげてください。
(今回は、点数が40点から80点ほどの生徒を対象にしています。)
・問題を解いてあるが〇付けをしていない。
→よくあるパターンですが、最低限、〇つけをして答えを書き込むところまではやるよう
に指摘してあげましょう。ただ、解いただけでは学力は上がりません。しっかり解説を読
んで理解することが大切です。問題と解くことと〇付けはセットで考えましょう。
・書き方が詰め詰めで書いてある。
→どこに何の問題を解いてあるのかがわからなくなり、勉強をスタートするまでに時間が
かかってしまい、また、間違えた問題を解きなおす際にも時間がかかってしまいます。(英
語なら1つの単語を改行してしまう、数学でいうと途中式を省いて書いているなどもよく
あるパターンです。)
・字が小さい、筆圧が弱く読みにくい、字が雑になっている。
→自分でも何と書いたかわからなくなることが多くなります。間違えた問題の正しい答え
を書くと更に文字が小さくなったり、自分の書いた答えと重なったりして、間違え方を後
から確認することもしにくくなります。(ノート提出などがある場合、評価が低くなって
しまう可能性があります。)また、数学では字が小さい人ほど計算ミスが多い傾向があり
ます。
・日付やページ数、問題番号を書いていない。
→〇付けする際や、見返したときにどこを解いたのかが分からなくなってしまいます。問
題番号やページ数は書き込む癖をつけておきましょう。(ノートの左端に線をあらかじめ
引いておき、そこに日付やページ数を書くようにすると見やすくなりますよ。)
上記の様なノートの書き方のお子様はノートの使い方を理解していない場合が多いかと思います。
ノートの取り方に問題がある場合、お子様はそれをすぐには改善できません。
まずは保護者様がお子様の状況を確認して把握してあげることが大切です。
また、複数の問題がある場合でも、1つずつで良いのでお子様に気づかせてあげる
手助けをしてあげましょう。
個別指導塾soukaiではノートの書き方から指導しております。
お困りの際は、ぜひお電話やこちらのお問合せフォームからお問合せください。