埼玉県の公立高校入試までいよいよあと1か月を切りました。
この時期は多くの方が過去問を解かれていると思います。
実際に過去問を解く際にどのような環境で、どのように解いていますか?
過去問を解いているが、正しく使用できているか分からない方々も多くいると思います。
今回はsoukaiがお勧めする過去問の解き方のポイントをご紹介させていただきます。
① 時間をしっかり計り、本番と同じような緊張した状態を作って問題を解く。
入試の前の注意事項や、持ってくるものなども読んでおくと良いと思います。
止むを得ない事情がない限り、解いている途中に立ち歩いたり、トイレに行くのも避けましょう。ご家庭で解く際は声を掛けたりすることも控えてください。
② 解答を切り離す。
これは意外に多いのですが、過去問に解答用紙が付いていますが、それを使わずに過去問そのものに答えを書いている方もいらっしゃいます。また、数学などで解答用紙に途中計算を書き込むこともやめましょう。本番では問題用紙に余白がありますので、別途計算用紙などを用意してください。必ず解答用紙は切り取って使いましょう。コピー機があれば指定された大きさに拡大すると本番と同じ形式になります。
③ 【重要】正答率を見る=自己分析をする
ここが一番重要ですが、ほとんどの過去問が問題毎に正答率が記載されています。正答率を見て自分のレベルに合わせて解ける問題と、解けないまたは解くべきではない問題も把握しておきましょう。一般的には正答率が50%以上の問題は皆さん解けるようにしておくと良いでしょう。
そしてさらに大事なことは正答率が高いにもかかわらず、できなかった単元を復習することです。数学や理科が特にそうですが、その単元を振り返ることで自分の弱点も確認できます。過去問を解くことはアウトプットの練習ですので、足りない部分はインプットするのも忘れずに。
④ 動画を観ましょう。
過去問には解説が載っていますが、それでも分からない場合は検索サイトから細かい条件を指定すると解説動画が出てくることがあります。こちらも是非参考にしてみて下さい。
まとめになりますが、重要な二点は過去問を解く際に実践と同じ形式をとる事、過去問の正答率を自身で把握して一般的な正答率50%以上は解ける様にしておく事です。
これらを踏まえたうえで公立高校入試に備えておきましょう。
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